屋根の棟板金工事とはどんな工事?
- 2019.11.20
屋根には、瓦屋根をはじめとして、カラーベストやコロニアルといった
スレート系の屋根など、いろいろな種類があります。
それぞれ材料の素材が異なり、それにともなって施工の方法も変わってきます。
屋根工事のなかで、棟板金を交換する工事は、
ご依頼をいただくことも多くあるのですが、
棟板金というのは、カラーベストやコロニアルといったスレート系屋根材の
留め具として使用されている材料です。
屋根面が合わさった接合部分を「棟」といいます。
この部分を板金で覆って、雨水の侵入を防ぎ、屋根を保護する役割を持っています。
山状に合わさった頂点の部分は「大棟」といいます。
そこから四方の隅に向かって伸びている放射状の部分を「隅棟」といいます。
こうした棟は、風の影響を受けやすく、台風などの強い風に直面すると、
めくれたり、飛散したりするばあいがありますので、
注意しておきたいポイントでもあります。
棟板金が飛びやすくなる理由として多いのは、釘などの金具類の劣化が挙げられます。
時間とともに古くなり、もろくなったり、サビやすくなったりしている場合には
台風など自然災害のあとのお問い合わせも多くなります。
定期的な点検と補修で、大きな被害を未然に防ぐことも可能です。
棟板金の補修に関するご質問やご相談は
こちらからお気軽にお問い合わせください。