シロアリを住まわせない「木造住宅のシロアリ対策」とは
- 2021.07.20
冬の寒さが緩んでくると、木々や草花が芽吹くとともに、虫たちも活動期に入ります。
北海道の一部を除く、ほぼ日本全域に生息している虫、それはシロアリです。
おもに、「地下シロアリ」と「乾材シロアリ」の2種類に分類されます。
「地下シロアリ」は、地中に巣をつくり、そこから蟻道(ぎどう)という道を伸ばして
家や木材のなかに侵入し、柱などの木材の中心部を食い荒らします。
そのため、気が付かないうちに、柱が空洞になっていて
耐力が弱くなっているケースもあります。
このような「地下シロアリ」の被害を防ぐためには
地面からの湿気が床下(土台まわり)にこもらないように通気をとったり
地面に近い土台などの木材に、防蟻処理をしたりします。
シロアリは寒さに弱く、温暖で多湿な場所を好みます。
そのため、冬は土の中へと潜りますが、そこに給湯配管があると
管をつたって家のなかへと侵入してしまうことも。
いっぽうの「乾材シロアリ」には、外来種のアメリカカンザイシロアリがいます。
このシロアリは、乾いた木材を好み、床下に限らず、天井裏や家具なども食べます。
いまのところ、効果的な防蟻処理の方法もなく、厄介な存在です。
シロアリ被害は、ほおっておくと床が抜けたり、耐震性能が低下したりします。
早期の発見が何よりも大切で、蟻道を見つけたら、早急に専門家にご相談ください。
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