家を長持ちさせるために~湿った木材を好む腐朽菌
- 2021.08.20
木は腐るとボロボロになって、強度が落ちてしまいます。
すると、「床が抜ける」「壁がもろくなる」などの症状が。
住まいのこうした木材の傷みを防ぐには、早期の発見が大切です。
腐朽菌の被害をもっとも受けやすいところは、水廻りです。
給排水管の周囲、キッチン、洗面所、そして風通しの悪いジメジメした床下部分など。
日が当たらず一度湿ったら、乾燥しにくい北側の床下は
とくに被害の多い場所となっています。
濡れ・変色・カビ・キノコが発生していないか
春先になると、定期的に点検してみることをおすすめしています。
住まいに被害をもたらす「腐朽菌」。
その繁殖条件には、次のようなものがあります。
・水分
・温度
・酸素
・栄養分(木材に含まれる成分)
・湿度85%以上
繁殖温度は、腐朽菌の種類によって異なりますが
たいていは4~10℃で発育をはじめ、25~30℃が適温とされています。
腐朽菌は低温にも強く、0℃以下で活動は止まりますが、死滅することはありません。
反対に、高温に弱く、60℃以上になるとわずか30分間で死滅するものが多いです。
こうした腐朽菌と、ヤマトシロアリの繁殖条件は、とても似ていますので、
腐朽菌の繁殖を抑えると、ヤマトシロアリの被害対策にも通じます。
愛知県岡崎市の「株式会社 ムラスタイル」は、地域に愛され40年。
建築板金屋のスペシャリストです。
「屋根」や「外壁」「雨どい」などの
腐食や劣化、損傷などの修理・修繕をおこなっております。
雨もりすると、建物を守る機能が低下し、内部の壁まで被害が及んでしまいます。
住まいを「外部」から守ります。
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