雨どいが壊れるとどういうことになる?!
- 2021.09.20
建物に設置されている設備の中で、一番目立たないのでは?というくらい、ひっそりとその役割を果たしている雨どい。
雨どいの役割について改めて紹介していきたいと思います。
雨どいは、雨を排水口へと導いていくために必要不可欠となる通り道のことで、雨どいがあることで、必要以上に建物が雨からの被害を抑えることができます。雨どいが破損し、雨を排水口へと通すことができなくなってしまうと、建物に降り注ぐ雨は、排水口へと流れることができずに、建物のくぼんだ部分や溝の部分などに少しずつ蓄積されます。その蓄積された雨はやがて、外壁や屋根の隙間を通り、建物内部へと浸水していってしまいます。
そうなると、その建物にいる人たちのところへ、雨漏りという形で雨の被害に遭うことに。
雨漏りが一度起こると、カビなどが発生しやすくなったり、害虫の被害に遭いやすくなるなど、二次的被害が広がってしまい、結果的に建物を劣化させてしまう原因となってしまうのです。
このような事態を起こさないためにできることは、雨どいの役割を最大限に発揮させることです。
雨どいの汚れはそのままに放置しないこと。雨どいに破損がないかの定期点検を怠らないこと。雨どいの破損を見つけてしまったら早急に修繕・修理を行うこと。この3点を意識することで、雨漏りから建物を守ることができるようになります。