家を守る水の処理法
- 2020.10.20
住まいの安心と安全を考えるとき、問題点のひとつに、壁面の内部結露があります。
解決策には、コーキングを充填して、水の浸入をおさえるだけでなく
浸入した雨水を流す、水分を外へ排出できる納まりを考えることも非常に大切です。
住宅の基本的な性能を確保する意味で、最近とくに注目されている「通気性」の問題。
昨今、住宅の気密性が非常に高くなってきていますが、それにともなって
壁体内部に内部結露が発生するなど「見えない場所」での問題の発生頻度も増加傾向にあります。
従来、多く採用されてきた工法では、外壁側に防湿シートを張り
内壁側はボードにビニールクロス張りといった仕様が標準的でした。
しかし、この工法ですと、冬場には外と内との温度差から
壁体内部に水蒸気が発生し、それが内部結露してしまうことが多くありました。
当時は、床下換気口によって床下内部の換気をしましたが
壁体内や天井内の換気は、ほとんどされていないに等しく
そのために、壁体内の水蒸気がよどんでしまうといったケースがあったのです。
こうした問題を解消するために、現在採用されている工法として「通気工法」というのがあります。
ここでは、内壁側に防水防湿シート、外壁側に透湿防水ボードを張ります。
外壁仕上げ材とのあいだに通気層を設け、軒裏や小屋裏に水蒸気を逃がすのがねらいです。
床下換気による通気性の確保も合わせると、内部結露の問題は、以前よりもずいぶん解消されています。
雨水の浸入や、内部結露の対策は、複雑なケースも多く
どれもが一朝一夕に対処できるわけではありません。
ふだんの生活のなかで「何か気になる。」といった違和感を感じましたら
そのときが点検確認のタイミングととらえましょう。
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