雨樋は屋根より劣化が早いってホント?
- 2024.12.20
雨樋は屋根よりも劣化が早いです。
それは素材による違いが大きな原因となっています。
一般的な雨樋は、塩化ビニール(PVC)がよく使われています。
塩化ビニールは軽量で施工が簡単で、コストも抑えられるため、多くの住宅に普及していますが、屋根材と比較すると、どうしても劣化が早いというデメリットもあります。
塩化ビニールは紫外線や温度変化に弱く、長期間使用していると、徐々に硬くなり、割れやすくなることがあるからです。
最初は色が変わったり、ひび割れが生じ、最終的には割れてしまうこともあります。
また、雨樋は屋根に溜まる葉っぱやゴミ、泥などが詰まることがあります。
そうなると過度に水圧がかかるので、それがきっかけで破損してしまうことがあります。
特に風の強い日や台風時には、雨樋が外れたり、変形したりすることがあります。
つまり屋根の修理やメンテナンスをする際、雨樋は1番最初に見た方が良い箇所です。
もし割れや変色などを発見したら、早めに交換することをお勧めします。
放置したまま仮に割れてしまいますと、排水がうまくいかず最悪、壁などに雨水が浸透してしまうかもしれません。
もし不具合を生じましたら、お気軽にお問い合わせください。